【鬱病】北國新聞社社員(25)自殺 審査官が業務による発症認め、労基署の決定取り消し、労災認定 同社「従業員の死無駄にしない」

新聞社の男性自殺 労基署の決定取り消しで労災認定
2018年8月2日 19時37分 NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180802/k10011561051000.html

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おととし自殺した金沢市に本社がある「北國新聞社」の当時25歳の男性社員について、石川労働局の審査機関は、労災を認めなかった労働基準監督署の決定を取り消し、労災と認定しました。

労災認定されたのは、金沢市に本社がある北國新聞社で、石川県小松市の販売センターや本部の法人営業部に所属し、おととし3月に自殺した近藤洋平さん(当時25)です。

近藤さんの家族は、自殺したのは長時間労働や先輩社員の叱責によるストレスが原因だとして、労災の認定を求めましたが、金沢労働基準監督署は去年11月、業務上の理由は認められないとし、労災を認めない決定をしました。

これを受け、遺族が不服を申し立てていましたが、石川労働局の審査機関が先月31日、労働基準監督署の決定を取り消し、労災と認定したということです。

2日に記者会見をした遺族や弁護士によりますと、労働局の審査機関は、近藤さんが死亡する前の半年間に2週間以上の連続勤務を5回行うなどして、
疲労が蓄積し十分な睡眠時間も確保されなかったことが推察されるとして、心理的負荷が高かったと判断したということです。

父親の近藤雅之さんは「労災と認定され一区切りではあるが、自殺の原因はまだわかっておらず、いまだに息子の死を信じられない」と話しています。

北國新聞社広報部はNHKの取材に対し、「当社の従業員の逝去については、ご遺族の皆様に改めてお悔やみを申し上げるとともに、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
従業員の死をむだにせず、二度と同じ事態が起きないように取り組んでまいります」とコメントしています。

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業務でうつ病発症と労災認定
北國新聞社員の自殺
2018/8/2 20:32
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https://this.kiji.is/397713915297694817

石川労働者災害補償保険審査官は2日までに、2016年3月に自殺した北國新聞社社員の近藤洋平さん=当時(25)=について、労災と認めなかった金沢労働基準監督署の処分を取り消し、労災認定した。業務とうつ病発症との因果関係を認めた。

近藤さんの父雅之さん(54)=石川県白山市=らが同日、金沢市内で記者会見して明らかにした。認定は7月31日付。

決定書などによると、近藤さんは13年4月に入社し、15年1月~16年1月、販売会社に出向。本社に異動後の16年2月にうつ病を発症し、同3月に金沢市内で自殺した。