【愛知】名古屋市「夜の観光」新たな柱に 次期戦略骨子案

名古屋市「夜の観光」新たな柱に 次期戦略骨子案

名古屋市は2日、新たな市内観光の柱として夜にレジャーを楽しむ「ナイトタイムエコノミー(夜の経済活動)」を据えることを明らかにした。
同日開いた市の有識者会議で次期観光戦略の骨子案を示した。
旗振り役として「夜の観光大使」も任命し、観光客が安全に夜のレジャーを楽しめるようにする。

市によると、訪日客からは「日本の都市には夜に遊べる場所が少ない」との声が多いという。
市は壁面などに映像を投映するプロジェクションマッピングなどの催しで、夜の消費を盛り上げ、他都市に負けない観光の魅力をつくり出す。

骨子案には、訪日客が店舗で決済しやすくするようにキャッシュレス環境を整備したり、高級ホテルの誘致を進めたりすることも盛り込んだ。
誘客の対象を絞り、インターネットで効果的なプロモーションを図る方針も打ち出した。

この日市内で開いたのは「名古屋市観光戦略有識者会議」。
大学教授や地元のラジオDJ、料亭の若おかみらが約10年先を見据えた名古屋の観光の長期ビジョンを議論した。

市の担当者は会議の冒頭、「夜の観光コンテンツが未熟」と強調。
美術館などの営業時間延長や、お座敷文化といった体験型コンテンツの充実を進める方針を示した。

日本経済新聞 2018/8/2 21:00
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33733190S8A800C1L91000/